診療内容

当クリニックは、労災指定医院です。

乳腺外科・・・乳がん等、乳腺に関するすべての疾患

外科・・・外科全般

消化器科・・・食道,胃,十二指腸,小腸,大腸,直腸,肝臓,胆嚢, 膵臓の各種疾患
*現在、消化器の診療は行っておりません。

肛門科・・・痔核,痔ろう,肛門周囲膿瘍,肛門,直腸ポリープ等

乳がんの診断と治療について

診断:
診断は触診、画像診断(CT,マンモグラフィー、超音波診断)
病理診断(細胞診、マンモトーム生検による組織診断)があります。
乳がんが疑われた場合はこれらを一式セットで行います。

治療:
乳がんと診断された場合。その基本的な治療は手術となります。
乳がんの手術といっても多くの種類があり、しこりの大きさ、病期によって手術による切除範囲も大きく異なります。ここ10年来センチネルリンパ節(見張り リンパ節)の概念の導入により、このリンパ節に転移がない場合はその奥の腋窩リンパ節を摘出する必要がなくなり, 又、画像診断の進歩により乳癌のしこりの局在がはっきり分かる様になり乳房を温存する事が可能に なりました。

これらの進歩により、腫瘤(しこり)が5㎝以下の病期Ⅰ及びⅡの乳がんに対しては乳がんの日帰り手術をおこなっております。この手術は、局所麻酔下に乳腺部分切除(乳房温存術の一つ、乳がんのしこりを含めしこりの周りの乳腺を2㎝幅つけて円状・扇状に切除し乳房を温存します)を行い、更にあらかじめ色素で染色したセンチネルリンパ節を含む腋窩リンパ節の摘出を行います。

手術の病理組織の結果、センチネルリンパ節に転移がなく乳腺の切除断端が陰性の場合(癌が完全に切除されている)は、手術後の放射線治療は不要となりますが、センチネルリンパ節に転移があったり、乳腺の切除断端が陽性(切除断端近くまで癌が存在する場合)の場合は、術後の放射線治療が必要となりますが、腋窩リンパ節の追加切除は不要です。
(米医学会雑誌 JAMA 2011)。

一方、進行した乳がんは乳房切除を必要とする場合もあります。この手術も当院で施行できます。

また、乳がんの治療は手術が中心となりますが、制がん剤による化学療法、ハーセプチンによる免疫療法、ホルモン剤によるホルモン療法を組み合わせることにより術後の治療成績の向上をはかることができます。

また、ここ1年、非常に目覚ましい治療効果を上げているものに、乳がんの化学療法(タキソテール)及びハーセプチンの分子標的治療があります。
これらを施行することにより進行乳がんや病期Ⅲ乳がんの縮小が見られ(ダウンステイジング)、手術も可能となり、あらゆる病期の乳がんにも対応できる体制がととのいました。

乳がんは、一例一例母細胞のDNAの差によって異なりますので、各々の症例に合ったテーラーメード治療を必要とします。
これらの治療を行う上で患者様との十分な信頼関係を築くことが大切であり患者様の納得のいかない診療は決してするべきでないと考えております。

消化器科の診療

*現在、消化器科の診療は行っておりません。
対象となる臓器は主に上から食道・胃・十二指腸・肝臓・胆嚢・胆管・
膵臓・小腸・大腸・直腸 になります。これらの臓器には各種の炎症や感染 が生じ潰瘍も生じます。又、腫瘍(癌)やポリープ、結石も発生します。

当クリニックではこれらの病変を早期に正確に診断する為、単なるX線診断
装置のみではなく最新のヘリカルCTスキャンで3D(三次元)の画像を写し出します。
又、最新の超音波診断装置により、病変をカラーで描写します。
食道、胃、十二指腸、大腸の造影検査のみならず直腸ファイバーによりがんの発生し易い直腸やS状結腸下部を精査します。

このようにして診断された病変のうち、がんなど手術が必要な病変についての 治療は連携するセンター病院や大学病院に紹介しますが、内科的治療を 必要とする病変は当クリニックで治療致します。虫垂炎もよほど重症でない 限り内科的治療で治ります。

肛門科の診療

肛門及びその周囲の一般的疾患として痔核があります。
小さいものは保存的治療(軟膏等)で治りますが、大きな痔核や脱肛を
伴うようなものは外科的治療を必要とします。以前は腰推麻酔で切除して いましたが、当院はその様な方法はとらず局所麻酔を行ない、血栓摘出や 痔核切除を30分の日帰り手術としてを行います。

血栓性痔核の場合、血栓を除去するとともに可能な限り根治手術(痔核切除)を行います。又、日帰りで痔核を切除する痔核根治術も行っております。
肛門周囲の病変として直腸周囲膿瘍があります。

この病変も痔核や痔ろうが原因となって発生します。大きなものは保存的治療では不十分で切開排膿する必要があります。CTスキャンで病変部位 と広がりを正確に診断する必要があります。

当院の手術症例と年間手術症例数=計500例前後

①乳がんの日帰り手術→40例以上(乳房温存率90%以上)
②乳がん新患症例数:60例前後
③マンモトーム生検:200前後
④乳腺その他の手術:40例前後
⑤痔核手術    :30例前後
⑥その他の手術  :200例前後
<皮膚腫瘤、粉瘤、疣(いぼ)、母斑、血管腫、静脈瘤、ひょうそ、
蜂か織炎、陥入爪、
鶏眼(魚の目)、直腸肛門周囲濃瘍、ポリープ、脂肪腫、ガングリオン等>
(2015年12月現在更新)